キャンプで飲むコーヒーはすごく美味しいです。

インスタントでうまいんだから、挽いてドリップすればもっと美味しいだろうなと思います。

ちなみに、うちの嫁パンダはコーヒーを淹れるのが好きです。

これまでのキャンプで朝から豆を挽いて、現地でドリップして飲んだことがあります。

その度に、キャンプ場でドリップの直前に挽けたらもっとうまいかも、きっと楽しいだろうなと思いました。


家には、ハリオの手動ミルがありますが、


受けがガラスなので、大量のキャンプ道具と一緒に外に持っていくと割れる可能性があります。

なので、キャンプに持って行くのを躊躇しています。


他のキャンプ向きのミルって無いものかと探してみました。

でもね･･･、アウトドアで使うコーヒーミルってどうかしてるぜって言うくらい一択。



結構、高いんですよね。


Amazonでそれっぽいのがたくさんラインナップされているので一つ買ってみました。
　

お値段は5分の1程度です。


何というか、見た目は定番そのものぢゃないですか。



臼歯はセラミックでまさに定番そのもの。




実際、定番品を使ったことがないので何とも言えませんが、結果を言うと駄目でした。


個人的に、駄目だったことが２点ありました。



まず、1点目。

先ほどの内臼歯の軸はステンレスですが、それを支える部品はプラスティックです。



左図で言うと赤い部分。ここが軸を支えているプラスチック。

んで買った製品は、ここが非常に弱かった。

臼歯に硬い豆が引っかかると、ここがぶれます。

つまり内臼歯を支える軸がずれちゃうので、外臼歯との隙間にずれが生じます。

うまく豆を挽けないんです。豆を挽く道具＝ミルとして、致命傷ですよね。


これは、他の安いミル（前述のハリオ）も同様のことがおきます。

薄歯を中挽きに調整したところで、半端に割れた豆が引っかかると、
粗引きでも、半端割れの豆より小さいと、引っかかった隙間から落ちていきます。

結果、中挽きを目論んだところ、粗挽きがまざる不ぞろいのバラバラ挽きになり、

どう頑張っても均一化できず狙った味にできないのです。

挽く意味がなくなり、嫌になります。





そしてハンドルの結合部分。


六角形なんですよ、臼歯に硬い豆が引っかかると、ここが滑るんです。

もうこの時点でやばいんですが、結構簡単に滑るのでこの結合部分の六角形がどんどん削れて行きます。

ネジがバカになるのと一緒です。

そのうち結合部分が丸になっちゃうんぢゃねーって感じです。

豆を挽くよりもハンドルが周るばっかりになって、コーヒーミルの役割を放棄してしまうんです。

これは大問題です。



定番では現在ここが改良されています。



そうか、値段の差ってこういうところなのね。

チャンチャン♪